エイリアンのキャラでわいわい楽しむパーティゲーム『Pipo(ピポ)=無実のエイリアンたち=』をYouTubeチャンネル「ボードゲーム倶楽部」でプレイしていただきました!
おもしろ“コンディ(指示)”も続々飛び出す楽しい動画です。ぜひご覧ください。
エイリアンのキャラでわいわい楽しむパーティゲーム『Pipo(ピポ)=無実のエイリアンたち=』をYouTubeチャンネル「ボードゲーム倶楽部」でプレイしていただきました!
おもしろ“コンディ(指示)”も続々飛び出す楽しい動画です。ぜひご覧ください。
バナナムーンゲームズは、2023年4月9日に開催される「名古屋ボードゲーム楽市」にブース出展、『Pipo(ピポ)=無実のエイリアンたち=』と『Bossa / 坊茶』シリーズを販売いたします。
道内および東京以外では初めてのイベント出展となります。どうぞよろしくお願いいたします。
開催日時:2023年4月9日(日)11:00〜17:00
会場:ウインクあいち 8階展示場(愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38)
ブース:【46】バナナムーン
https://boardgame-rakuichi.com/booth/01GT9YJ025CZP8QY4XK0K93H57
出展作品
Pipo(ピポ)=無実のエイリアンたち=
Bossa/坊茶(ぼっさ) スタンダード版
Bossa/坊茶(ぼっさ) クラシック版
Bossa/坊茶(ぼっさ) 匠のアート版 “水”・“花”
クラウドファンディングの後期受付につきまして、要望がありましたので、別のプラットフォームにて受け付けることにいたしました。キックスターターとは手数料率が異なるため、少し価格差がございます。また、プラットフォームの仕様上、英語のみの表示となります。どうかご了承ください。(→ 後期受付サイト)
みなさま、ご支援ありがとうございました!
KickstarterでのBossaキャンペーンが終了しました。バッカーのみなさまおひとりおひとりによる大きなご支援のおかげで、私たちの想像を超える結果となりました。本当にありがとうございます。
私たちはこれから、本生産に向けた準備をしっかり進めていきます。詳細なスケジュール計画(お届け先情報のご登録受付開始時期、出荷開始時期など)は、次回のアップデートでお知らせします。楽しみにお待ちください。
謝辞
Bossaプロジェクトはコラボレーター、サプライヤーのみなさまの多大なるご協力があって、実現することができました。この場を借りてご紹介させていただき、謝意を表したいと思います。(敬称略)
スペシャルサンクス
みなさま全員に改めて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
Bossa / 坊茶は、2023年のルール改訂にともない、オプション拡張ルールが追加になります。
あわせて拡張コンポーネントの「ダブラー」と「インバーター」が登場! より戦略的でアグレッシブな戦いが楽しめるようになります!
Bossa – 2023 new editions|坊茶(ぼっさ)新バージョン
すでにBossaをお持ちの方のためのアップデートキットは900円!
お申し込み受付は、2月23日(木)まで。
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プレイ動画を見る前にルールを確認したい方は、先にこちらをご覧ください。
・レギュラールール説明動画 → YouTube
・オプション拡張ルール説明動画 → YouTube
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それでは、「ダブラー」と「インバーター」を追加した拡張ルールでのプレイ動画をご覧ください!
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画面手前のプレイヤーは私(Bossaチームリーダー 前田)で、奥のプレイヤーはBossaチームの同僚です。ダイスを振って選択権を得た私は、白を選びました。最初の手札の中に、すでに白に3列作ることができるタイルが含まれており、その選択が有利だからです。そして拡張チップとして「インバーター」をキープすることにしました(いくつか理由がありますが、省略)。
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私のプランは、白4に1枚置き、白6に1枚置き、白7に2枚置きする計画で、3ターン先まで進めるというものでした。これはかなり有利です。
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対戦相手の彼女は、Bossaチーム内で一番といって良いほどの名手です。このゲームでも、私のプランを読んで、序盤からブロックしてきました。何と、白6に2枚置きしてきたのです(しかも、貴重なダブラーを使ってまで)。私は白6のみならず、白7の2枚置きもできなくなってしまいました。
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一瞬にして苦境になった私は、自分のカラーラインに置くことができず、相手のラインに置かざるをえなくなりました。その後は互角の戦いが続きました。私の「エクスチェンジ」でのタイル選択が裏目に出たことも有り、最初にマッチポイント(自陣に5列目という意味)を握ったのは彼女でした。
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しかし、彼女は手札の状態が良くなかったため、次のターンで勝利できないどころか、私のカラーラインに5列目を献上することになりました。
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そして、私のターン、山札の最後の1枚です。この局面で私が勝利できるのは、白5または白4を引いて白8に置く場合のみです。白1を2枚で作ることは不可能ですし、スタックも使用済みですから。黒ラインに置けば相手の勝利、手詰まりになっても相手の勝利。場をよく見れば、白5も白4も山札には残っていないことがわかります(全部で3枚ある白4のうち、1枚は私の手札の中に、1枚は白目ダイスの左に、そして1枚はスタックされた白7の下の段に隠れている)。かなり絶望的な状況です。
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そして、私が引いたタイルは、白1/黒4!
拡張ルールなしの「レギュラールール」では敗北決定です。でも、ちょっと待って。私にはインバーターが残っているじゃないですか。これを使って黒4を白4に、白黒反転することができます!
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そして、白8に置くことができた私は、自陣に6列を完成させて、土壇場で勝利をつかんだのです!
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振り返ってみれば、最初は私がかなり有利な状況でスタート。すかさず彼女がブロックし、形勢逆転、彼女が先にマッチポイントを握る。しかし、最後の山札で、インバーターを温存していた私の粘り勝ち。という好ゲームでした。
長い投稿文になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。本当は、ゲームシステム(アクションや拡張チップのこと、なぜこの機能?、なぜこの数?、他にもあったアイディア、対称性と非対称性など)についても少し書きたかったのだけど、今日は長くなりすぎたので、やめておきます。いずれまた機会があれば。
改めて、みなさまのご支援に感謝いたします。より楽しくなったBossaをプレイしていただけたら、うれしいです。
Bossa チーム
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Bossa – 2023 new editions|坊茶(ぼっさ)新バージョン
すでにBossaをお持ちの方のためのアップデートキットは900円!
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バッカーのみなさま、こんにちは。Bossa / 坊茶プロジェクトへのご支援、ありがとうございます!
今日は、Bossa「匠のアート版」シリーズや「クラシック ネオ/クラシック版」がどのように手作りされているのか、その作業がいかに繊細・丁寧かつ手間ひまがかかり、高品質を実現しているのかといったことを、みなさまにお伝えしたいと思います。
まずは、重要なキーパーソンをひとりご紹介させてください。私たちが信頼し尊敬する田所眞行さんです。 田所さんは、高度な技術と芸術性を持つペーパークラフト職人です。「クラシック ネオ/クラシック版」のドットタイルとアクションマーカーは、彼と彼のチームがひとつひとつ手作業で作っています。 そして、非常に高い技術と繊細な作業そしてアーティスティックな感覚が要求される「匠のアート版」は田所さんご本人でなければ作ることができません。
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答えはシンプルで明快。高度な技術と繊細な手仕事が要求されるアーティスティックな仕事の経験が豊富だからです。 一部は、私(前田弘志・Bossaチームリーダー)も関わっていて、それは誇りに思います。 私はもともとグラフィックデザイナーで、25年にわたり田所さんと一緒に仕事をする機会が多くありました。中にはデザイン賞を受賞した作品もあります。 また、私がデザイン賞の審査員を務めた際には、受賞者に贈るトロフィーを無茶な仕様でデザインし、それを彼が実物に仕上げてくれることが何度もありました。 そんな彼との長年の信頼関係があったからこそ、Bossaの「クラシック版」と「匠のアート版」の制作を迷わずお願いすることができたのです。
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田所さんの丁寧な仕事ぶりを2分間の動画でご覧ください。動画に続いて詳しい解説文があります。
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Bossaのタイルのドットは、黒と白の2色の箔押しです。 一般的な技法では、2つの版で2回に分けて箔を押すため、白と黒のドットは多少なりともずれてしまいます。 でも、Bossaでは全くずれがありません。 黒ドットと白ドットが正確な位置関係になるように、1つの版で一度に2色の箔押しをするからです。
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1つの版で一度に箔押しするために、白ドットになるべき場所だけに白箔の小さなピースを置いていきます。ピンセットを使ったとても繊細な作業です。その上に黒箔のシートを重ね、プレスします。
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その後、箔のシートを剥がします。白箔の小さなピースはピンセットで剥がしていきます。傷つけないように細心の注意が必要な作業です。
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色違いの染色ペーパーを重ねて貼り合わせます。「クラシック版」は2層、「クラシック ネオ版」は3層、「匠のアート版」は9層重ねます。手作りの専用ツールを使い、タイルの断面がフラットになりすぎないよう、心地よい手触りの「ずれ」ができるよう微調整しながら貼り合わせます。この繊細な感覚こそが田所さんならではのもので、「匠のアート版」が「THE ART(英語名)」であるゆえん。目に見える美しさだけでなく、触ったときの感触までもがアートなのです。
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もう少し深い話をすると、紙には方向と表裏があって、これらをすべて同じ向きで貼り合わせてしまうと、必ず歪んでしまいます。 どのような組み合わせにしたら良いのか。それを見つけることは簡単なことではありません。 試行錯誤を繰り返し、ようやく解決法にたどり着くのです。
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完成したタイルを検査します。ルーペを使って1枚1枚詳細にチェックします。合格したタイルだけが箱詰めされます。
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これだけの職人技と手間ひまをかけて、1日に何セットのBossaのコンポーネントを作ることができるか想像できますか?
彼のチームが作る「クラシック版」「クラシック ネオ版」で最大15セット程度。そして、田所さんにしか作れない「匠のアート版」は、なんと1日にたった2〜4セットなのです。 それはまさに「匠のアート」、本当に貴重だと思いませんか?
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読んでくださりありがとうございました。そして、私たちのプロジェクトへのご支援にも改めて感謝申し上げます。
Bossaがあなたの貴重なコレクションの一部になり、末永くゲームを楽しんでいただければ幸いです。
Bossaチーム
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Bossa各エディションのタイル比較動画:仕様(サイズ、厚さ、素材、印刷方式)の違いをご確認いただけます。
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Bossa各エディションのタイルの「音」比較動画:裏面の素材やサイズ、レイヤー構造によりタイルが出す「音」の違いをご確認いただけます。※注:匠のアート版“雪”は”花”と同じ裏面素材のため、ほぼ同じ音が出ます。
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「匠のアート版」のタイル耐久性動画:匠のアート版の強度について、いくつかの実験をしてみました。※注:匠のアート版“雪”は”花”と同じ素材と加工ですので、同等の強度になります。
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Bossa – 2023 new editions|坊茶(ぼっさ)新バージョン
すでにBossaをお持ちの方のためのアップデートキットは900円!
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バッカーのみなさま、こんにちは。ご支援ありがとうございます。チームリーダーの前田弘志です。
今日はゲームの特長、私が思っている「Bossa / 坊茶のこんなところが興味深い、楽しい!」ところについて「私見」を書きたいと思います。
ただ、この投稿では、戦略の立て方や戦い方のコツについては、ちょっとしか書かないことにしましょう。「発見する楽しみ」をみなさんから奪いたくありませんから。どうぞ、ルールについて詳しくは、ビデオやインストラクションシート(→リンク)をご覧になってください。
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私的には、一言で表せばこれに尽きます。最初にこのゲームのアイディアが出てきたときには、チームのみんなが「これはおもしろくなりそう!」と盛り上がりました。そして、チームのみんなで練りに練り、磨きに磨きをかけて2つのルールを完成させました。ゲーマーにおすすめの、考えどころいっぱいの「レギュラールール(旧アドバンスドルール)」と、スピーディーなゲーム展開にワクワクし、ビギナーでも気軽に楽しめる「ノービスルール(旧ベーシックルール)」です。
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「レギュラールール」と「ノービスルール」の違いは、「自陣・敵陣」の有無、タイルを置く際の制限、勝利条件など。ルール的には少しの違いで、上と下の写真を見比べてもほとんど同じに見えるかもしれません。でも、実際にプレイしてみると全く戦い方が変わり(特にタイル配置の難易度、アクションを使うべき順番やタイミングなど)、別のゲームのように感じるかもしれません。
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では、なぜ何度も繰り返し遊べて、飽きないのか。私なりのポイントを挙げてみたいと思います。
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インストラクションシート(ルールブック)では規定しいていないのですが、私たちは大人数で大会を開催したりするときには、2・3ゲーム先取を1セットとする独自のトーナメントルールで楽しむことが多いです。ぜひ、あなたなりのBossaの楽しみ方を見つけてくださいね!
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最後に、「ちょっとしたコツ」と戦略・戦術について解説したいと思います。
残り札(山札からの引き札の確率)を予測しよう。
Bossaのドットタイルは27枚あり、それらの内訳は、黒1・白1がそれぞれ6枚ずつ、2はそれぞれ5枚、3はそれぞれ4枚・・・6はそれぞれ1枚ずつとなっています。お互いのプレイヤーの手札はオープンですし、それぞれのカラーライン上にすでに置かれているタイルも見えています。だから山札からの引き札の確率を予測することが可能です。つまり、引く確率0%のドット数のタイルを待っていても勝てないということは断言できます。できるだけ確率の高い待ち方ができるように、タイルマネジメントしながらプレイすることが重要です。ただし、欲しいドット数のタイルを引く確率が100%になることはありません。ゲームの最初に、山札から1枚取り除いてありますから、最終タイルを引く際の予測確率は50%です。
(ちなみに、ゲームデザイン上の意図として、最初に山札から1枚取り除く理由は、山札の枚数を偶数にして両方のプレイヤーに公平に引く機会数を同数にすることが一つ目。そして二つ目は、最後まで運の要素が残るようにデザインしたのです。)
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相手の戦略プランを効果的に妨害しよう
欲しいドット数のタイルを引く確率は100%になることはありませんが、レギュラールールの場合、首尾良く進めば自分の勝利を100%確実にする状況を生むことができます。それは、自陣に5列目(ダイスを除く)を置くと同時に、手札の中に6列目を確実に置けるタイルのコンビネーションを保持していて、かつ相手がエクスチェンジアクションを使用済みの状況です。相手はもうどうすることもできませんから、あなたのゲーム運びは完璧です!
ですが、経験を積んだプレイヤー同士であれば、事前に防ぎ合うので、めったにそんなことにはならないでしょう。自分のターンでは、いつも考えるべきことは、オフェンシブに自陣に1列を追加するか、あるいはディフェンシブに敵陣のプレースメントプランを妨害しておくか、なのです。
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上記のことを念頭に、ゲームプレイビデオ(レギュラールール+オプション拡張ルール)を見てみましょう
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画面手前のプレイヤーは私で、奥のプレイヤーはBossaチームの同僚です。ダイスを振って選択権を得た私は、白を選びました。最初の手札の中に、すでに白に3列作ることができるタイルが含まれており、その選択が有利だからです。そして拡張チップとして「インバーター」をキープすることにしました(いくつか理由がありますが、省略)。
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私のプランは、白4に1枚置き、白6に1枚置き、白7に2枚置きする計画で、3ターン先まで進めるというものでした。これはかなり有利です。
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対戦相手の彼女は、Bossaチーム内で一番といって良いほどの名手です。このゲームでも、私のプランを読んで、序盤からブロックしてきました。何と、白6に2枚置きしてきたのです(しかも、貴重なダブラーを使ってまで)。私は白6のみならず、白7の2枚置きもできなくなってしまいました。
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一瞬にして苦境になった私は、自分のカラーラインに置くことができず、相手のラインに置かざるをえなくなりました。その後は互角の戦いが続きました。私の「エクスチェンジ」でのタイル選択が裏目に出たことも有り、最初にマッチポイント(自陣に5列目という意味)を握ったのは彼女でした。
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しかし、彼女は手札の状態が良くなかったため、次のターンで勝利できないどころか、私のカラーラインに5列目を献上することになりました。
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そして、私のターン、山札の最後の1枚です。この局面で私が勝利できるのは、白5または白4を引いて白8に置く場合のみです。白1を2枚で作ることは不可能ですし、スタックも使用済みですから。黒ラインに置けば相手の勝利、手詰まりになっても相手の勝利。場をよく見れば、白5も白4も山札には残っていないことがわかります(全部で3枚ある白4のうち、1枚は私の手札の中に、1枚は白目ダイスの左に、そして1枚はスタックされた白7の下の段に隠れている)。かなり絶望的な状況です。
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そして、私が引いたタイルは、白1/黒4!
拡張ルールなしの「レギュラールール」では敗北決定です。でも、ちょっと待って。私にはインバーターが残っているじゃないですか。これを使って黒4を白4に、白黒反転することができます!
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そして、白8に置くことができた私は、自陣に6列を完成させて、土壇場で勝利をつかんだのです!
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振り返ってみれば、最初は私がかなり有利な状況でスタート。すかさず彼女がブロックし、形勢逆転、彼女が先にマッチポイントを握る。しかし、最後の山札で、インバーターを温存していた私の粘り勝ち。という好ゲームでした。
長い投稿文になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。本当は、ゲームシステム(アクションや拡張チップのこと、なぜこの機能?、なぜこの数?、他にもあったアイディア、対称性と非対称性など)についても少し書きたかったのだけど、今日は長くなりすぎたので、やめておきます。いずれまた機会があれば。
改めて、みなさまのご支援に感謝いたします。みなさまにもBossaを繰り返しプレイして楽しんでいただけたら、うれしいです。いつか、あなたと一緒にプレイできる日が来ますように。
Bossa チーム
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Bossa – 2023 new editions|坊茶(ぼっさ)新バージョン
すでにBossaをお持ちの方のためのアップデートキットは900円!
シンプルでスタイリッシュな2人対戦ゲーム『Bossa / 坊茶』の新しいバージョン
・匠のアート版 “雪 – yuki”
・クラシック ネオ版
それぞれの魅力を詳しくお伝えする最新記事をキックスターター上に公開しています。下記のリンクから、ぜひご覧ください!
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Bossa / 坊茶のクラウドファンディング、2月23日(木)まで!
ルールの改訂・拡張も行われ、新たなコンポーネントが追加になります。今回のクラファンでは、現行モデルのユーザー様へのアップデートキットの提供もいたします。
クラファンは2月23日まで、キックスターター(Kickstarter)にて。
進化した楽しさと、日本の「匠」の技の素晴らしさを感じていただければうれしく思います。
http://kck.st/3Jb96as
シンプルでスタイリッシュな2人対戦ゲーム『Bossa / 坊茶』の新しいバージョン
・匠のアート版 “雪 – yuki”
・クラシック ネオ版
バナナムーンのボードゲーム『Bossa / 坊茶(ぼっさ)』、2023年新バージョンのクラウドファンディングが始まりました。今回も地元 札幌の職人さんたちのスゴ技で作り上げる、美しいプロダクトを国内外にお届けしたい、というプロジェクトです。応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.kickstarter.com/projects/bananamoon-jp/bossa-2023-new-editions/
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2023年の新バージョンは「匠のアート版“雪”」と「クラシック ネオ版」の2種で、デザインコンセプトはいずれも「北海道の雪景色」。ゲームコンポーネントをつくってくださるのは札幌のペーパークラフト職人 田所眞行(七星産業)さん。そして、収納箱(これもゲームの大切な構成要素!)をつくってくださるのは札幌のモリタ株式会社さんです。
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ルールの改訂・拡張も行われ、新たなコンポーネント「Doubler」が追加になります。今回のクラファンでは、現行モデルのユーザーさんへのアップデートキットの提供もいたします。
クラファンは2月23日まで、キックスターター(Kickstarter)にて。
進化した楽しさと、日本の「匠」の技の素晴らしさを感じていただければうれしく思います。
http://kck.st/3Jb96as
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バナナムーンゲームズのウェブサイト[Bossa / 坊茶 2023新バージョン]ページでは、開発プロジェクトレポートを公開しています。制作過程やクラファン準備など、プロジェクトの進捗状況を随時更新中。ぜひチェックしてみてください!
シンプルでスタイリッシュな2人対戦ゲーム『Bossa / 坊茶』の新しいバージョン
・匠のアート版 “雪 – yuki”
・クラシック ネオ版
ペーパークラフトの匠がつくる、雪をコンセプトにした2種の新バージョンです。
只今Kickstarter(キックスターター)でのクラウドファンディングを準備中。1月下旬のクラウドファンディング開始に先だち、Kickstarter上にプレローンチページ(→こちら)を公開しました。
ぜひこのページにて「ローンチ通知を受け取る」のクリックで、応援をよろしくお願いします!
https://www.kickstarter.com/projects/bananamoon-jp/bossa-2023-new-editions/
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バナナムーンゲームズのウェブサイト[Bossa / 坊茶 2023新バージョン]ページでは、開発プロジェクトレポートを公開しています。制作過程やクラファン準備など、プロジェクトの進捗状況を随時更新中。ぜひチェックしてみてください!
みなさま、こんにちは。Bossaチームリーダーの前田です。
前回のKickstarterキャンペーンでは多数のバッカーのみなさまにBossa / 坊茶をご支援いただき、ありがとうございました。
さて、ひとつお知らせがあります。
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私たちのチームは今、Bossaの新しいバリエーションを2種類制作しています。
私たちが拠点としている北海道札幌は(日本のみなさまはよくご存じのことと思いますが)冬には多くの雪が降ります。
だいたい12月から4月までの長い間、雪に覆われているのです。
その間ずっと雪と一緒に暮らしている私たちにとって、雪は決して白いだけのものではありません。
雪は刻々とその色や表情を変えていきます。朝の色、昼の色、夕暮れの色、夜の色、晴れの日、曇りの日、そして光と影…。
そんな、雪をイメージした美しいBossaのバージョンを作りたいと思いました。
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先日、デザイン試作の様子を動画撮影してみました。ご覧いただければ幸いです。
https://youtu.be/I6rEjpAM8D0
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できれば、Kickstarterのイベント「make/100」プロジェクトに参加し、1月中旬か下旬にローンチしたいと思っています。
プレローンチページはまだ作成しておりませんので、年明けになるとは思いますが、準備ができ次第改めてお知らせいたします。
みなさま、本年は本当にお世話になりありがとうございました。重ねて感謝申し上げます。
どうぞ良い年末年始をお過ごしくださいませ。
Bossa / 坊茶チーム
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バナナムーンゲームズ公式オンラインショップ「バナナぷにぷに堂(BASE)」では、12月3日(土)から25日(日)まで、クリスマスセールを開催いたします。
バナナムーンの各種ボードゲームを【20%OFF*】しかも【送料無料*】でご提供!
ぜひこの機会をお見逃しなく!!
* 一部対象外商品がございます。
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何と全部のカードが「ババ」!っていうカードゲーム『ババカード』がAmazonでもお求めいただけるようになりました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BNNM24B4
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日本の名字「ババ」さんの9通りの漢字とキャラクターの「おばば」カードで、トランプの「ババ抜き」「神経衰弱」「ブタのしっぽ」のように遊びましょう。
「馬場」「馬塲」「場場」「場々」…。似ていて微妙に違うカードで見間違い続出!? スリルと笑い満載!
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・遊べる人数:2〜6人
・プレイ時間:5〜10分
・対象年齢:6歳〜大人
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【こんな方に】
◎グループでわいわい
◎ 親子で一緒に楽しむ
◎ 子ども同士でも遊べる
○カップルで楽しむ
◎ オトナがハマる
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文・写真:前田弘志(Bossaチームリーダー)
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こんにちは。チームリーダーの前田弘志です。これまでは、主にプロダクトについての記事を投稿してきましたが、今日はゲームの特長について「私見」を書きたいと思います。
とは言いつつ、戦略の立て方や戦い方のコツについて書くつもりはありません。それを「発見する楽しみ」をみなさんから奪いたくありませんから。どうぞ、ルールについて詳しくは、遊び方動画や説明書PDF[アドバンスドルール][ベーシックルール]をご覧になってください。
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結論:何度も繰り返し遊べる、飽きない。
私的には、一言で表せばこれに尽きます。最初にこのゲームのアイディアが出てきたときには、チームのみんなが「これはおもしろくなりそう!」と盛り上がりました。そして、チーム練りに練り、磨きに磨きをかけて2つのルールを完成させました。考えどころいっぱいで悩ましさが楽しい”A”ルール(アドバンスドルール)と、スピーディーなゲーム展開にワクワクし、ビギナーでも気軽に楽しめる”B”ルール(ベーシックルール)です。
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“A”ルールと”B”ルールの違いは、「自陣・敵陣」の有無、タイルを置く際の制限、勝利条件など。ルール的には少しの違いで、上と下の写真を見比べてもほとんど同じに見えるかもしれません。でも、実際にプレイしてみると全く戦い方が変わり、
別のゲームのように感じると思うんですね。ちなみに、私のまわりのゲーマーのみなさんには”A”ルール推しの方が多いです。
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では(ようやく)本題ですが、なぜ何度も繰り返し遊べて、飽きないのか。私なりのポイントを挙げてみたいと思います。
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説明書(ルールブック)では規定しいていないのですが、私たちは”A”ルールで2ゲーム先取+”B”ルールで2ゲーム先取を1セットとする独自のトーナメントルールで楽しむことが多いです。ぜひ、あなたなりのBossaの楽しみ方を見つけてくださいね!
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今回も読んでくださりありがとうございました。そして、私たちのプロジェクトへのご支援にも改めて感謝申し上げます。
Bossaがあなたの素敵なコレクションの一部になり、末永くゲームを楽しんでいただければ幸いです。
前田弘志(Bossaチームリーダー)
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文・写真:前田弘志(Bossaチームリーダー)
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こんにちは。チームリーダーの前田弘志です。今日はみなさまにスタンダード版の特長をお伝えしたいと思います。
私はBossaの全てのバージョンを持っています。
まぁ、当然ですよね。オフィスには「匠のアート版」があり、お客さまをお招きした際におもてなしをします。自宅には「クラシック版」があります。夫婦二人暮らしで小さな子供がいませんので、このシンプルでちょっと上質なバージョンが私たちにはちょうどフィットします。
ですが、今日私が強調したいのは、私のカバンの中にはいつも「スタンダード版」が入っているということなのです!
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「スタンダード版」はBossaの4つのバージョンの中で最もコンパクトです。まず、なんといっても箱のサイズ。それは、たった87(w)×87(h)×28(d)mmです。カバンなら楽勝で入る! ジャケットのポケットにだって入りますよ(ちょっとダサイかもしれないけどね)。つまり、持ち運びに便利! どこにでもBossaを連れ出すことができるのです。
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ドットタイルやアクションマーカーも他のバージョンより小ぶりですから、「スタンダード版」は、より狭いスペースでプレイすることができます。例えば、ランチタイムや休憩時間にカフェテリアのテーブルの上で、仕事の後にバーやパブのカウンターで。プレイ時間も1ゲーム5〜10分と短いので、気軽に楽しめます。
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「スタンダード版」は決してヘビーデューティ仕様なわけではありませんが、それでも非コーティングの「クラシック版」や上質な素材で作られた「匠のアート版」よりも気楽に取り扱えると思います(あくまで、私個人の見解ですが)。というのも、「スタンダード版」のドットタイルは、表側は光沢コーティング仕上げ、裏側はマットコーティング仕上げですから。構造としては、チップボールの芯を持ち、表面の紙に特色インクでオフセット印刷されています。
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「スタンダード版」のドットタイルとアクションマーカー、箱は、ボードゲーム作りの経験豊富な日本の会社で製造されています。名古屋市にあるその会社は、品質の確かなものづくりで、日本のゲームクリエイターたちの間では良く知られています。私たちも彼らの技術と品質を信頼していて、これまで複数タイトルのゲームコンポーネント製造を委託しています。
*BGM 盤上遊戯製作所(株式会社モリカワ)https://boardgamemill.jp
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あなたの大切なコレクションとして、ご自宅用に「クラシック版」や「匠のアート版」を、そして持ち歩き用にコンパクトでカジュアルな「スタンダード版」という選択はいかがでしょうか。
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今回も読んでくださりありがとうございました。そして、私たちのプロジェクトへのご支援にも改めて感謝申し上げます。Bossa / 坊茶があなたのお気に入りになってくれたら、とてもうれしく思います。
前田弘志(Bossaチームリーダー)
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・2022年10月29日(土)・30日(日) 11:00〜17:00
・東京ビッグサイト 東展示棟1,2,3ホール
バナナムーンゲームズでは「Bossa(坊茶)」と「バナナムーン」の2つのブースを出展。みなさまのご来場をお待ちしております。
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Kickstarterにて海外バッカーから高い支持をいただいた、ペーパークラフト職人製作による「クラシック版」「匠のアート版」が、いよいよゲームマーケットに登場!
今回販売できる数量は限られておりますので、入手したい方はぜひお取り置き予約を!
→ ゲームマーケットお取り置き予約フォーム
→ Bossaの詳しいゲーム情報
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『Pipo/ピポ =無実のエイリアンたち=』の新バージョンが登場!
新たなカードの追加、プレイ可能人数が6人まで増加、ルールの拡張・改訂を行い、より楽しく生まれ変わりました。前バージョンは、春のゲームマーケットにて3時間で完売! 今回確実に入手したい方にはお取り置き予約をおすすめします!
→ ゲームマーケットお取り置き予約フォーム
→ New『Pipo/ピポ』の詳しいゲーム情報
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文・写真:前田弘志(Bossaチームリーダー)
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クラシック版は、ナチュラルな見た目と手触りに特徴があるBossa / 坊茶のバージョンです。今日は、私たちがクラシック版に込めた想いや、素材選びについて詳しくご紹介させていただきます。
私たち日本人の生活には「ハレ」と「ケ」という概念が息づいているのではないでしょうか「ハレ」は良い意味で「非日常」の特別な物・事を表しますね。例えば、結婚式や卒業式など特別な日に着る服装を「晴れ着」といい、それらのステージを「晴れの舞台」といいます。ですから、Bossa / 坊茶の匠のアート版は「ハレの坊茶」かもしれません。
一方で、「ケ」は「日常」の事柄を表します。日本では伝統的に、四季の自然に寄り添って暮らし、質素で控えめなことを「ケ」における美徳としてきました。日常生活を少しだけ彩るような、質素で控えめながらちょっぴり上級品質で、かつできるだけ自然な素材が感じられるBossa / 坊茶があったらいいな、と私たちは考えました。それがクラシック版のコンセプトなのです。
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クラシック版のドットタイルはとても手触りがやさしい感じがします。これには2つの理由があります。ひとつはナチュラルな素材感とスムーズな手触りを持つ日本製の染色ペーパーを使用していること。もうひとつは紙の表面に地色の「印刷」やコーティング加工をしていないことです。タイルの表側の色も裏側の色も紙自体が染められた色。表面にインクやコーティングの層がないため、紙本来のテクスチュアに直接触れることができるのです。そして、箔押し&追加プレスされたドットはわずかにくぼんでいて、それも手に心地よい感触をもたらします。
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クラシック版のタイルの断面を見ると、一般的な紙製タイルやチップにあるようなボール紙の芯がないことに気付くでしょう。これは表側のグレーの厚い紙と裏側の黒い厚い紙からなる2層構造なのです(厳密に言うと、それぞれの厚紙自体が多重層を持っているので、より多くの層で構成されていることになります)。それらは染色ペーパーですから、断面まで美しい色が表れています。
熟練した日本の職人がひとつひとつ手作りしている証拠をお見せしましょう。下の写真をご覧ください。タイルの表裏面と断面の間の角が、表側だけではなく裏側も尖っていないのが確認できます。一般的な機械生産では表側は丸みを帯び、裏側は尖るのです。当然、両サイドが丸みを帯びた職人によるハンドクラフトの方が手触りがやさくなります。
*クラシック版のタイルは、札幌市にある紙加工専門会社の七星産業でハンドメイドされています。
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自然な素材を使い、その自然な手触りを感じられるようにコーティング加工をしていないクラシック版のタイルは、まるで私たちと同じように空気を「呼吸」しているようです。よくよく見てみると、気温や湿度などのコンディションにより、わずかに反りが出ていることがあります。上の写真のように。ほんのわずかなものなので、気付かないかもしれませんし、ゲームに支障をきたすものでもありません。これも自然な素材の証拠だとご理解いただければうれしいです。
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クラシック版の箱は開閉式です。スムーズに開き、自然な感触で気持ちよく閉じ、ホールドします。けれど、この紙製の箱には金具もプラスティック部品も使われていません。これを実現したのは、日本の箱専門製作所の精巧な紙の加工技術です。“Vカット”という、加工の際にV字形の切り込みを入れる技術で正確な角度と面をつくり、強度と精密な「かみ合わせ」を実現しています。これは驚きです! 私たちも最初にこの技術を見た時には深く感動し、ぜひBossa / 坊茶の箱に採用したいと強く思いました。
*クラシック版の箱は、札幌市にある箱専門会社のモリタ株式会社(https://www.hakop.jp)で製作されています。
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日常的に使うものは、できる限り自然な素材で安全性が高く、環境負荷の少ない素材で作りたいと、私たちは考えています。ですから、私たちは用紙の選択では、古紙配合、ECF(Elemental Chlorine Free) パルプ配合、そしてFSC(Forest Stewardship Council)の森林認証取得紙を優先的に選ぶようにしています。タイルや箱に使用する紙の貼り合わせには、接着強度を確保するため石油由来の原材料を用いた接着剤を「必要最低限」使用していますが、それらの製作工程では石油系溶剤不使用です。もちろん、安全性が確認され日本の法令や規制に基づき認められた材料だけを使用しています。開閉式の箱は丸ごと紙製で、金属やプラスティック部品は一切用いていません。
完璧ではないかもしれないけれど、今私たちができる最大限の環境への配慮と努力はこのクラシック版に込めたつもりです。
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読んでくださりありがとうございました。そして、私たちのプロジェクトへのご支援にも改めて感謝申し上げます。Bossa / 坊茶があなたのお気に入りになってくれたら、とてもうれしく思います。
前田弘志(Bossaチームリーダー)
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文・写真:前田弘志(Bossaチームリーダー)
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先日、自分のデスクの上で「匠のアート版」の耐久性についてのビデオを撮ってみました。というのも、あるKickstarterのバッカーさんから「とても繊細な手作業で作られているタイルは、デリケートで壊れやすいのでは?」との質問が寄せられたためです。このビデオはそれに答えるもので、みなさまと共有できたら幸いです。
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– 新品のタイルと、私たちが1年近くテストプレイに繰り返し使ったタイルの比較:どのぐらい傷ついたり汚れたりしているか
– タイルを机に強く打ち付けてみるとどうなるか
– タイル同士を打ち付けてみるとどうなるか
– 爪をタイルに押しつけてみるとどうなるか
– そして、爪を立てて強くこすりつけてみるとどうなるか
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どうぞこちらの動画をご覧になり、ご自身の目でお確かめください。
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読んでくださり(動画を見てくださり)、ありがとうございました。そして、私たちのプロジェクトへのご支援にも感謝いたします。
前田弘志(Bossaチームリーダー)
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文・写真:前田弘志(Bossaチームリーダー)
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匠のアート版“水 – mizu”と“花 – hana”は、Bossa / 坊茶のフラッグシップバージョンです。今日は、Kickstarterのプロジェクトメインページでは簡単にしか触れていなかった、箱について詳しくご紹介させていただきます。
『Bossa / 坊茶』匠のアート版のために特別にデザインされた八角形の箱がついに完成しました。これは試作品段階ではなく、最終的なデザインと素材と製作工程によるものです。日本の箱専門会社、モリタ(https://www.hakop.jp)の職人さんたちによってひとつひとつ作られました。タイルづくりの職人さんとは別のスペシャリストチームです。
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形状は八角形でデザインされていて、蓋箱と身箱、それらを留める紐と房で構成されています。八角形は日本らしい形とも言えますが、この形で箱を作るためには非常に高度な技術が必要です。
白い箱は“花 – hana”のもの、黒い箱は“水 – mizu”のものです。
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箱の表面の素材は日本の紙です。私たちが選択したのは、日本的な風情を感じるエンボスのテクスチュアが美しい「新だん紙」という用紙です。
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タイトルロゴ、バージョン名、Banana Moon Gamesのロゴは銀色の箔押しで、Bossa / 坊茶を象徴するストライプのグラフィックパターンは、透明の箔押しです。
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蓋箱と身箱を留める紐と房です。単なる装飾ではなく実用性を持ちます。簡単に着脱できる形態をデザインしました。
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身箱は3種類のゲームコンポーネント(ドットタイル、アクションマーカー、ダイス)がピッタリ収納されるようデザインされています。蓋箱の内側にはポケットがあり、説明書とシリアル番号証を収納することができます。
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私たちはもともとグラフィックデザインのスタジオですから、デザイン試作は自分たちの手で作ることができます。実際に多くのプロトタイプを作り、何度も検討・修正を繰りかえしました。用紙についても、保有する数千種類の実物サンプルを実際に手で触れ、その中から選びました。
箱の製作会社は私たちのスタジオの近くにあるため、緊密にやりとりしながらプロダクト試作・修正を繰り返すことができました。こうして今回の箱が出来上がったのです。
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読んでくださりありがとうございました。そして、私たちのプロジェクトへのご支援にも感謝いたします。Bossa / 坊茶があなたのお気に入りになってくれたら、とてもうれしいです。
前田弘志(Bossaチームリーダー)
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文・写真:前田弘志(Bossaチームリーダー)
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今日は、“水”と“花”の、色だけではない違いをご紹介させていただきます。匠のアート版の“水”と“花”は、どちらもBossa / 坊茶のフラッグシップバージョンで、9層構造という点での「仕様」は同じです。しかし、プレイ感は異なるでしょう。少なくとも私たちにとってはそうで、私たちはその日の気分によってプレイに用いるバージョンを変えて楽しんでいます。
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“水”と“花”の違いは、見た目ですぐわかりやすいのは色ですね。ですが、実際のプレイで最も違いを感じるのは、おそらくタイルを手で持った時の“手触り”だと思います。山札タイルを引いてくる時、タイルをカラーラインに置く時、手触りがプレイ感を変えるのではないでしょうか。無意識にタイルを撫でながら戦術を熟考するプレイヤーも少なくないと思います。
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“水”の裏面は細かいエンボスでタイトにプレスされた用紙を使用しています。日本製の“ジャガード”という紙です。さらに、かすかなニス塗工によって仕上げています。ですので、手に持ったとき、ソリッドで少し硬質、しっかりとした感触を覚えるでしょう。匠のアート版ならではの心地よい「重量感」も同時に。
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“花”の裏面は箱と同じ”新だん紙”という紙を使用しています。和様の美しいエンボスで、“水”より大きな凹凸は空気をより含み、やわらかく優雅な感触です。この日本の美に触れながらプレイすると、よりおだやかで優しい気持ちになり、より相手へのリスペクトに満ちたプレイスタイルになるかもしれません。
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ウェブ上では実物を持つことができないので、手触り感や重量感をお伝えすることはなかなか難しいけれど、音でお伝えすることはできるかも、、、と私たちは考えました。こちらの動画では、各バージョンのタイルの音を比較しています。
* 音声はAKG社製のコンデンサーマイクを使用して録音し、ノイズ低減処理のみで、他の一切のエフェクター使用や加工は行っていません。
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タイルのサイズが最も小さいので、高音で鳴ります。また重量が最も軽いので音量も小さめです。
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2層構造のタイルが出す音は、明るく軽やかで、弾んだ音がします。乾いた音が良く響きます。
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最も重量感のあり、落ち着いた音がします。9層レイヤーが衝撃を吸収してくれるので、耳障りな残響音が響き渡ることなく、気持ちよくセトルダウンする感じです。いい意味で弾まず、ぴたっと吸い付く感じ。裏面の紙の違いによって、”水”はより硬質な音、”花”はよりソフトな音がします。
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うーん、やっぱり、音じゃちょっと違いがわかりにくかったかもしれませんけど、見た目だけではなくて、プレイ体験も異なるように各バージョンがデザインされていることを知っていただけたらうれしいです。
私たちはどのバージョンもそれぞれに好きですが、あなたはどれがお好みですか?
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読んでくださりありがとうございました。そして、私たちのプロジェクトへのご支援にも感謝いたします。
前田弘志(チームリーダー)
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文・写真:前田弘志(Bossaチームリーダー)
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Bossa / 坊茶のクラウドファンディング(2022年3月24日〜4月13日/Kickstarter)は、おかげさまで予想をはるかに上回る反響で、北米・中南米、欧州、中近東、アジア、オセアニア、アフリカの300人以上のバッカーのみなさまからご支援をいただき、1,420%達成にて商品化が実現する運びとなりました。この連載コラムでは、これまでKickstarter上に投稿してきた記事を再構成し、改めてBossaに関するちょっと深めのお話をさせていただきたいと思います。
今日は、私たちが信頼し尊敬する匠、田所眞行さんについて。 田所さんは、高度な技術と芸術性を持つペーパークラフト職人です。「クラシック版」のドットタイルとアクションマーカーは、彼と彼のチームがひとつひとつ手作業で作っています。 そして、非常に高い技術と繊細な作業が要求される「匠のアート版」は田所さんご本人だけが作ることができます。
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答えはシンプルで明快。高度な技術と繊細な手仕事が要求されるアーティスティックな仕事の経験が豊富だからです。 一部は、私(前田弘志・Bossaチームリーダー)も関わっていて、それは誇りに思います。 私はもともとグラフィックデザイナーで、25年にわたり田所さんと一緒に仕事をする機会が多くありました。中にはデザイン賞を受賞した作品もあります。 また、私がデザイン賞の審査員を務めた際には、受賞者に贈るトロフィーを無茶な仕様でデザインし、それを彼が実物に仕上げてくれることが何度もありました。 そんな彼との長年の信頼関係があったからこそ、Bossaの「クラシック版」と「匠のアート版」の制作を迷わずお願いすることができたのです。
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Bossaのタイルのドットは、黒と白の2色の箔押しです。 一般的な技法では、2つの版で2回に分けて箔を押すため、白と黒のドットは多少なりともずれてしまいます。 でも、Bossaでは全くずれがありません。 黒ドットと白ドットが正確な位置関係になるように、1つの版で一度に2色の箔押しをするからです。
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そのため、白ドットになるべき場所だけに白箔の小さなピースを置いていきます。ピンセットを使ったとても繊細な作業です。その上に黒箔のシートを重ね、プレスします。
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その後、箔のシートを剥がします。白箔の小さなピースはピンセットで剥がしていきます。傷つけないように細心の注意が必要な作業です。
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色違いの染色ペーパーを重ねて貼り合わせます。「クラシック版」は2層、「匠のアート版」は9層重ねます。手作りの専用ツールを使い、タイルの断面がフラットになりすぎないよう、心地よい手触りの「ずれ」ができるよう微調整しながら貼り合わせます。この繊細な感覚は田所さんならではのものです。
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もう少し深い話をすると、紙には方向と表裏があって、これらをすべて同じ向きで貼り合わせてしまうと、必ず歪んでしまいます。 どのような組み合わせにしたら良いのか。それを見つけることは簡単なことではありません。 試行錯誤を繰り返し、ようやく解決法にたどり着くのです。
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完成したタイルを検査します。ルーペを使って1枚1枚詳細にチェックします。合格したタイルだけが箱詰めされます。
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これだけの職人技と手間ひまをかけて、1日に何セットのBossaのコンポーネントを作ることができるか想像できますか?
彼のチームが作る「クラシック版」は数十セット、田所さんにしか作れない「匠のアート版」はなんとたった2〜4セットなのです。 それはまさに「匠のアート」、本当に貴重だと思いませんか?
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読んでくださりありがとうございました。そして、私たちのプロジェクトへのご支援にも改めて感謝申し上げます。
Bossaがあなたの貴重なコレクションの一部になり、末永くゲームを楽しんでいただければ幸いです。
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前田弘志(チームリーダー)
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『Bossa/坊茶』のオンラインプレイ会を随時開催します。
– これまではBossa Kickstarterの支援者さま限定開催でしたが、どなたでもご参加いただけるようになりました。
– DiscordまたはZoomで会話しながらTabletopiaでプレイします。
– 少人数で1〜2時間。参加費は無料です。
参加してみたい方は、下記のリンク先フォームで、ご都合のよい曜日や時間帯などを登録してください。
https://forms.gle/83PuuEkQsRo7LApS6
(This form is for residents of Japan only.)
開催日時が決まりましたら、メールにてお知らせいたします(接続先URLなどもその際に)。お気軽にご参加を! お待ちしております!!
Bossa/坊茶 チーム
「ゲームマーケット2022春」での発表&先行販売にて3時間で完売した新作『Pipo/ピポ』。一般発売はこの秋を予定しておりますが、昨今の国際情勢やサプライチェーンの関係もあり、確定的な発売日時はまだ発表できる段階にありません。
確実に情報をゲットしたい方は、下記のフォームにてメールニュースにご登録ください。
随時メールにて発売日時や販売チャネルのお知らせ、オンラインプレイ会のご案内、その他『Pipo/ピポ』に関する情報をお届けします。
●メールニュース登録フォーム
https://forms.gle/MSdoYQgnubeJvUL77
●ゲームについて詳しくはこちら。
https://bananamoon-games.jp/game/pipo/
2022年4月23日(土)・24日(日)11:00〜17:00
東京ビッグサイト
「ゲームマーケット」は日本最大級のアナログゲームイベントです。
バナナムーンゲームズでは、今回2ブースを出展しました。
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・バナナムーンブース:西1ホール【オ13】
https://gamemarket.jp/booth/3757
バナナムーンブースでは、新作『Pipo/ピポ』の先行販売ほか、『ギンガムココ』『「ゴメン」で済んだらケーサツいらないんだよぅ!』『ゴーゴージェニー』『ビストロ・フリップ』『っていうか、ババじゃん。』『どうぶつのおしりCARD』を展示・販売。
新作『Pipo/ピポ』は3時間で完売しました!
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・Bossa(坊茶)ブース:西1ホール【オ06】
https://gamemarket.jp/booth/4178
Bossa(坊茶)ブースでは、スタンダード版の販売、Kickstarterにてクラウドファンディングに成功したクラシック版・匠のアート版の展示、ゲーマーにおすすめの「アドバンスドルール」のデモを行いました。
スタンダード版は、おかげさまで前回の「ゲームマーケット2021秋」に続いて、今回もご好評いただき2日間のイベント期間で完売しました。
『Bossa/坊茶』のクラウドファンディング、無事終了いたしました。 ご支援いただいた多くのみなさま、ご協力いただいた関係者のみなさま、本当にありがとうございました。
© Banana Moon Co., Ltd.